四十九日、ぷーこさん最期の記録
宝物のぷーこさんがいなくなって
四十九日が経ちました。
犬の世界には四十九日なんてないのだろうけど
人間にとっては大切な数字。
弔い問うて心を鎮める大切なもの。
お恥ずかしながら
ふとした瞬間思い出しまだ泣いたりもします。
病院で処方された睡眠薬なしでは眠れません。
今日はぷーこさんの最期を記録として残しておきたいと思います。
なので、スルーして下さって問題ありません。
トイプードルのぷーこさんは15歳5ヶ月、大往生の犬生でした。
8歳で膀胱結石
11歳で後肢脱臼
12歳で肝臓
同じく12歳で後肢脱臼を2回
14歳で三半規管の異常
大きな病気もしましたが
その度に奇跡的に復活してくれました。
最期の半年、介護に入りました。
出来ていたことが1つずつ
ゆっくりゆっくりと出来なくなり
私の指示だけでなく、日常生活も困難になりました。
食いしん坊だった、ぷーこさん。
固形のフードが食べられなくなり
お湯でふやかしたフードに。
自分で食べられなくなり
人間に食べさせて貰うようになり
後半の3ヶ月は流動食になりました。
3時間おきの流動食。
それでも食べれる量が少ないので、二日に一度の点滴通い。
少しの量で栄養のある食べ物ないかと探し
時間をかけずに食べさせる工夫をしたりと
あの手この手で母と二人三脚。
最期の1週間前。
座る事は出来ていたのに座れなくなり
ついには立てなくなりました。
それでも立とうともがくので
毛布で体をぐるっと覆い固定して座らせたり。
一日中抱っこしたり。
この1週間で毎日体重が減り始めました。
点滴のお陰もあり、それなりにキープ出来ていたのですが少しずつ少しずつ。
最期の3日前。
1年ほど前から吠えたり鳴き声をあげなくなった、ぷーこさん。
突然、遠吠えをし始めます。
鳴き始めた日は、まだ力強くすぐに鳴き止みました。
なので、あれ?今ぷーちゃん鳴いた?
って、半信半疑。
この日から朝まで起きて見守り
朝起きてきた母と交代するように。
24時間体制です。
最期の2日前。
遠吠えが激しくなります。
でも元気はなく声にはならない掠れた声で。
悲しそうな掠れた声。
いよいよ最期が近いかも知れない。
素人目に見ても明らかでした。
そして最期の日。
気になって仕事を早退させて貰い
母と交代した私。
その日も掠れた声で夜通し鳴きました。
鳴き出す度、抱いてさすって
かーちゃんここにおるで
と、ずっと声をかけました。
安心したように少し眠り、また鳴くを繰り返す。
寝んねしなよー
かーちゃんここにおるで
そして最期、私の腕の中で。
本当に深い深い眠りについてしまいました。
さっきまで感じていた
心臓の鼓動、寝息、動き。
ぬくもりだけ残して、それが感じられなくなった。
早朝の5時40分。
7年前、私の父が亡くなった時間と全く同じ時間。
ぷーこさんが迷わないように、お迎えに来てくれたのだと信じていいよね。
お父ちゃん、ありがとね。
そして、ぷーこさん。
全身全霊であなたを愛してきました。
どこに行くのも一緒だったよね。
お花見もBBQも川遊びも。
毎日がとても楽しく幸せでした。
あなたのお陰で笑いが絶えなかった。
だからこそ。
かーちゃん、今も寂しいです。
心にポッカリ穴が開くってこと
身に染みて感じています。
でも元気にボチボチやっています。
たまに思い出してメソメソしてるけど許してね。
これからの人生、あなたのように一生懸命生きます。
あなたと逢えて、一緒に暮らせて本当に幸せでした。
ありがとう。